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精神障害をもっている人が向いてる仕事は?選び方・続け方のポイントを解説

「精神障害があると、仕事ができないの?」
「精神障害がある私に、向いている仕事とは?」
などと、心配をしている人も少なくないでしょう。

そこで今回は、上記のような心配をしている人へ向けて、精神障害をもっている人が向いている仕事をご紹介します。

さらに、仕事選びのポイントや仕事を続けるためのコツなどもまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

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精神障害の症状とは?

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精神障害とは精神疾患がある人で、継続的に日常生活や社会参加に相当な制限を受ける状態のことをいいます。

病状が深刻になると、判断能力や行動のコントロールが著しく低下することもあるでしょう。

たとえば、イライラや不安感、落ち着きのなさやぼんやりしてしまうこともしばしばあります。

さらに集中力低下、神経過敏、感情不安定などから、躁うつ状態や幻覚妄想状態、あるいは興奮状態などさまざまな症状が現れるのです。

精神障害の種類

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精神障害の種類にはどのようなものがあるのでしょう。下記にまとめました。

統合失調症

統合失調症とは、考えや気持ちがまとまらなくなる状態が続く精神疾患のことをいいます。

原因は脳の機能にあると考えられていて、約100人に1人がかかり、特殊な病気ではありません。
思春期から40歳くらいまでに発病しやすい病気といわれています。

双極性障害(躁うつ病)

双極性障害(躁うつ病)とは、ハイテンションで活動的な躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態を繰り返す精神疾患のことをいいます。

躁状態のときは眠らなくても活発に活動し、アイデアが浮かぶなどの症状が出るようです。

うつ病

うつ病とは、精神ストレスや身体ストレスなどが原因で、脳がうまく働かなくなっている状態のことをいいます。
物の見方や考え方が否定的になる傾向がみられます。

適応障害

適応障害とは、新しい人間関係などの出来事が本人の苦悩を生んでしまい、そのため気分や行動面に症状が現れます。

たとえば、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりするようです。

発達障害

発達障害とは、生まれつきみられる脳の働き方の違いによって、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態のことをいいます。

パニック障害

パニック障害とは、突然の動機やめまい、発汗、窒息感、吐き気などの発作を起こし、そのため生活に支障が出ている状態のことをいいます。

解離性障害

解離性障害とは、一人の人間の中に別の性別、性格、記憶などをもつ複数の人格が現れる神経症のことをいいます。

強迫性障害

強迫性障害とは自分の意志に反して、ある考えが頭に浮かんで離れず、そのため生まれた不安を振り払おうと何度も同じ行動を繰り返してしまうことで、日常生活に支障が出てしまう状態のことをいいます。

PTSD

PTSDとは、トラウマになる出来事を経験した後から現れる、日常生活に支障が出るほど強く不快な反応のことをいいます。

薬物依存症

薬物依存症とは、心がいつも薬物にとらわれていて、自分の意志や行動が薬物にコントロールされている状態のことをいいます。

アルコール依存症

アルコール依存症とは、長期間の多量な飲酒が原因で、飲酒の制御が困難になり、身体的・精神的、社会的問題や生活に支障が出てしまうにもかかわらず、アルコールを飲み続けてしまうことをいいます。

認知症

認知症とは脳の細胞が死んだり、働きが悪くなったりすることで、記憶・判断力の障害などが起こり、日常生活や対人関係に支障が出ている状態のことをいいます。

パーソナリティ障害

パーソナリティ障害とは、物のとらえ方や考え方、感情のコントロール、対人関係といった精神機能の偏りから生じる精神障害をいいます。

リストカット、万引き、過食、嘔吐などを繰り返し日常生活に支障をきたしてしまう状態になります。
人口の2%にみられ、女性に多い傾向にあるようです。

睡眠障害

睡眠障害とは夜寝つきが悪い、朝早く目が覚める、眠りが浅くて眠った気がしないなどの症状が続きます。

よく眠れないために起きる日中の眠気、注意力散漫などの体調不良が起こる状態のことをいいます。

摂食障害

摂食障害とは、食事に関連した異常行動が続き、体型や体重のとらえ方など、心と身体の両方に影響がおよぶ病気のことをいいます。

精神障害をもっている人が向いている仕事

工場で働いている人の画像

精神障害をもっている人でも、障害とうまく折り合いをつければ働くことはできます。どのような仕事が向いているのか下記にまとめてみました。

  • 軽作業
  • 工場内作業
  • バックヤード業務
  • 事務
  • システムエンジニア
  • デザイナー
  • 農業
  • 清掃員

精神障害をもっている人はマニュアル化されている、判断力を必要としない仕事を選ぶようにしましょう。

不注意になる傾向があり、ミスや失敗をする人が多いため、自分で判断するのではなくマニュアル化された仕事の方がミスや失敗が少なく済むでしょう。

また、空気を読むことが苦手で対人関係のトラブルを起こしてしまいがちです。
そのため、コツコツとマイペースに取り組める仕事の方が向いているといえます。

人間関係をうまく築けない人は、オフィスに出勤せず仕事ができる在宅の仕事を選んでみてもいいでしょう。

精神障害をもっている人の仕事選びのポイント

後ろを向き指をさす女性の画像

精神障害をもっている人は就職活動をはじめる前に、自分の障害の程度や症状を把握しておきましょう。

さらに大前提として、無理のない範囲で仕事を選ぶことに注意しましょう。

それでは、精神障害をもっている人が仕事を選ぶポイントについて説明していきます。

障害者雇用での就職

障害者雇用とは、障害があることを打ち明けて障害者の雇用枠にエントリーする方法です。

一般枠で雇用された場合、通院や服薬などを企業側に相談できない、隠してしまうというストレスを生じることがあります。

ストレスを感じると症状が悪化してしまうこともあるでしょう。そのリスクを避けるため障害者の雇用枠でのエントリーを選択してもいいでしょう。

しかし、障害者雇用には精神障害者保健福祉手帳が必要になります。

さらに障害者雇用は仕事の選択肢が少なく、賃金も低い傾向にあります。一般枠、障害者雇用枠のどちらで働くのか、メリットとデメリットを理解した上でエントリーしましょう。

マルチタスクが求められる仕事はNG

精神障害をもっている人は、シングルタスクで仕事を進めましょう。

マルチタスクで複数の仕事をこなすとなると、優先順位が決められない、注意力散漫になるなどの弊害を起こす可能性が高いです。

さらにやらなければならないことがたくさんあるとパニックになってしまうこともあります。

正社員にこだわり過ぎない

精神障害をもっている人は心身に関わる負担を軽減するため、正社員にこだわり過ぎないようにします。

パートやアルバイトなどの非正規雇用の働き方で、無理なく働くことを選択してみてもいいでしょう。

専門機関の支援を利用する

精神障害をもっている人が仕事を探す場合、専門機関の支援利用をオススメします。

幅広い知識と経験をもつスタッフが就労をサポートしてくれます

下記に専門機関をまとめました。

ハローワーク

障害や疾患のある人の就労をサポートしてくれる窓口「専門援助部門」があります。

地域障害者職業センター

障害をもっている人に対して、専門的な職業リハビリテーションサービスを行い、事業主に対しては、障害者の雇用管理に関する相談や援助を実施しています。

障害者就業・生活支援センター

職業生活における自立を図るため各機関との連携のもと、障害者の雇用の促進および安定を支援しています。

就労移行支援事業所

障害や疾患のある方の求職から就職までの一連をサポートしています。

エージェントを利用する

精神障害をもっている人が就職・転職する際、エージェントを利用する方法もあります。

障害者のための転職・就職支援サービスを下記にまとめてみました。

精神障害をもっている人が仕事を続けるためのコツ

女性2人が話をしている様子

就職先が決まった後でも、自分の障害とうまく折り合うよう心がけなければなりません。

精神障害をもっている人が仕事を続けるためのコツを説明します。

休憩を多めに取る

仕事が慣れないうちは短時間の勤務であっても疲れてしまうものです。

まずは規則正しい生活を心がけ、休みの日に一日中ゴロゴロしているのではなく、買い物に出掛けたり、ウォーキングやジョギングなどのスポーツをしたりして体を動かしてみましょう。

精神障害をもっている人は注意力散漫になりミスを起こしやすいため、自分の起こしたミスについて重く受け止めてしまい、ストレスを感じることが多いです。

ストレスを感じると疲れてしまいますので、自宅に帰ったら早めに休み、休息を取りましょう。
お昼休みも仮眠できるようであれば、15分~20分程度仮眠してみましょう。

上司・同僚へ相談する

精神障害があることを企業へ打ち明けられる場合、業務内容などを上司や同僚へ相談してみましょう。

業務の負担が大きい場合など、上司へ相談すれば対策方法を考えてもらえます。

ただし、前向きに業務を進める姿勢も大切です。「仕事を怠けているわけではない」と、周りの理解を得られるよう努めましょう。

また、相談することで人事査定が心配になるかもしれませんが、人事査定には影響されません。面談で話した内容の会社への共有についても、本人の同意を得た上で決めていきます。

産業医に面談してもらう

企業規模によりますが、50人以上の労働者が在籍する事業所には1人以上の産業医が配属されています。

産業医面談は、従業員の心や体の健康に問題がないか確認するための面談です。

面談を通して体調を確認しつつ、業務調整や求職・復職支援などのサポートをしてもらえるので、定期的に面談してもらえるようにしましょう。

治療は継続する

仕事をはじめてから回復してきたと感じたときや、仕事が忙しくなったときでも通院や服薬は主治医の指示通りにします。

調子がよくなったと自己判断し、治療をやめると悪化してしまうことがあるため、主治医の指示通りにしましょう。

【まとめ】精神障害のある人が向いている仕事はマニュアル化された仕事

精神障害をもっている人はマニュアル化された仕事や、コツコツと進められる仕事を選びましょう。

無理しないことが一番です。手を抜けるところでは手を抜いて頑張りすぎず、気分転換をしながら仕事をしてみましょう。

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